Eaton社製 無停電電源装置（UPS）5PXは総合電源管理機能にて仮想サーバーを保護
ダイトエレクトロン株式会社は、2011年11月1日米国Eaton社製の無停電電源装置（UPS）の新製品5PXシリーズ（以下5PX）の販売を開始しました。 5PXはIT機器および小規模から中規模のデータセンター向けの総合電源管理ソリューションです。Eatonの5PXとインテリジェント・パワーソフトウエア・スイートの組み合わせにより、IT機器の電源監視、ホストや仮想マシンの正常なシャットダウン、および仮想マシンのライブマイグレーション等が可能となり企業の仮想化戦略をサポートします。
5PXは電源コンセントのセグメントレベルで消費電力の測定が可能な業界初のUPSです。これは各セグメントの電源コンセントの制御だけではなく、管理対象サーバーおよび周辺機器の消費電力の見える化を可能としデータセンターの消費電力の削減に貢献します。
5PXは前面に組み込まれた大型の液晶ディスプレイにより、管理者はUPSの設定を変更したり、UPSの入出力電圧、周波数、バッテリー残量、バッテリー保持時間および負荷の消費電力等のデジタル監視が可能となります。
5pxはインテリジェント・パワーソフトウェア・スイート（無償）を同梱し、この中に含まれる統合電源監視ソフトウエアのインテリジェントパワーマネージャー（IPM）とシャットダウンモジュールのインテリジェントパワープロテクター（IPP）は、VMwareのvCenter Server、MicrosoftのSCVMM™、Red Hat®社のKVM（カーネル仮想マシン）とXenサーバ（CitrixのXenとのオープンソースのXenの両方）の仮想化プラットフォームと互換性があります。その結果、IT管理者はこれらの電源管理ソフトウエア（IPM、IPP）に対して、UPSが電源障害を検知した際に、仮想マシンの正常なシャットダウン、あるいは仮想マシンのライブマイグレーションをトリガーするように設定することが可能となります。
さらに5PXはEaton社の高度なバッテリー管理技術（ABM）を採用していますので、通常のUPSのバッテリーより約50％寿命を向上させることが可能です。
5PXのモデルは1000VA(1000W)から最大3000VA（2700Ｗ）があり、インテリジェントパワー・ソフトウェア・スイート、ラックマウントレール、USB通信ケーブル等を同梱した標準小売価格は110,000円～298,000円となります。尚、インテリジェントパワーマネージャーは9ノードまでは無償で提供され10ノード以上は有償となります。
また、ユニークなオプションも多数取り揃えました。なかでもホットスワップ・メンテナンス・バイパスユニット（MBP）は、負荷の電源をＯＦＦにすることなく、容易にメンテナンスやバッテリー交換ができるようになります。
新しいEaton 5PXの詳細については、取扱製品の５PXのカタログおよびwww.eaton.com/5PXをご覧ください。Eatonのインテリジェントパワーソフトウェアスイートに関する詳細は、www.eaton.com/ intelligentpowerをご覧ください。
製品担当部門：ダイトエレクトロン電源事業部
URL: www.daitron.co.jp/ eaton
電話番号：042-501-1351（東京国立市）、077-552-4866 (滋賀県栗東市)、
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