Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【IPP】 SSL自己署名証明書の有効期間を延長する for Linux

IPP for LinuxのSSL自己署名証明書の有効期間を延長する手順を解説します。

※このブログのブラウザはMicrosoft Edgeです。

SSL自己署名証明書の有効期間確認

アドレスバーの左側を選択します。

[このサイトへの接続は安全ではありません]を選択します。

[証明書アイコン]を選択します。

現在のSSL証明書の有効期間を確認します。

IPP サービス停止

CLIコンソールで、IPPを停止します。(要:root昇格)

# service Eaton-IPP stop

証明書ファイル(.pem)の削除

証明書ファイルであるcert.pemファイルとkey.pemファイルを削除します。
(/usr/local/Eaton/IntelligentPowerProtector/bin/)

ディレクトリ移動

# cd /usr/local/Eaton/IntelligentPowerProtector/bin/

ファイル確認

# ls -l

pemファイル削除

# rm -r *.pem

削除しました。

IPP 上書きインストール

現在のバージョンと同じIPPを上書きインストールします。インストールコマンドは、Redhat版、Debian版、Generic Software版で異なります。下記スクリーンショットはGeneric Software版です。※アンインストールしていないため、設定は引き継がれます。

応答確認は、Y または エンターを押して進めて、インストールを完了します。

SSL自己署名証明書の有効期間確認

SSL自己署名証明書の有効期間を確認すると、延長されています。

削除した.pemファイルは、インストールによって新しく生成されています。

おわりに

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