IPP for LinuxのSSL自己署名証明書の有効期間を延長する手順を解説します。
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SSL自己署名証明書の有効期間確認
アドレスバーの左側を選択します。
[このサイトへの接続は安全ではありません]を選択します。
[証明書アイコン]を選択します。
現在のSSL証明書の有効期間を確認します。
IPP サービス停止
CLIコンソールで、IPPを停止します。(要:root昇格)
# service Eaton-IPP stop
証明書ファイル(.pem)の削除
証明書ファイルであるcert.pemファイルとkey.pemファイルを削除します。
(/usr/local/Eaton/IntelligentPowerProtector/bin/)
ディレクトリ移動
# cd /usr/local/Eaton/IntelligentPowerProtector/bin/
ファイル確認
# ls -l
pemファイル削除
# rm -r *.pem
削除しました。
IPP 上書きインストール
現在のバージョンと同じIPPを上書きインストールします。インストールコマンドは、Redhat版、Debian版、Generic Software版で異なります。下記スクリーンショットはGeneric Software版です。※アンインストールしていないため、設定は引き継がれます。
応答確認は、Y または エンターを押して進めて、インストールを完了します。
SSL自己署名証明書の有効期間確認
SSL自己署名証明書の有効期間を確認すると、延長されています。
削除した.pemファイルは、インストールによって新しく生成されています。
おわりに
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