Network-M2でメール通知するようにSMTPを設定する手順を解説します。
SMTP設定
電子メールの送信設定をする前に、SMTPの設定を完了しておく必要があります。
設定 > 全般的 > SMTP設定
項目を全て埋めて[保存]を押します。※SMTPの情報はネットワーク管理者にご確認ください。
[テストサーバー]を押します
受信者メールアドレスを入力して[テストメールの送信]を押します。
コマンドステータスが成功しましたを確認して[×]を押します。
※エラーが発生する場合、デフォルトゲートウェイ、DNS、SMTP等を見直してください。
電子メールが届いている事をメールソフトで確認します。
レポートメール 送信設定
例えば、毎日00:00にメールを定期的に送信したい場合は[レポートのスケジュール]の設定を行います。
設定 > 全般的
電子メール通知設定の[新規]を押します
カスタム名:任意 (例:定期レポートメール)
電子メールアドレス:メール受信者のアドレス
ステータス:アクティブ
レポートのスケジュール:ON (有効)
再発:毎日、毎週、毎月の中から選択
開始日:レポート送信の開始希望日時
レポートの対象(カード,UPS)、および、csvファイルの添付を選択して保存します。
定期的なレポートメール送信がアクティブになりました。
【ご参考】全てにチェックを入れた時に届くレポートメール
警報の通知メール 送信設定
デバイス(UPS)またはカード(Network-M2)でイベントが発生した時にメールを送信したい場合は[警報の通知]の設定を行います。
設定 > 全般的
電子メール通知設定の[新規]を押します
警報の通知:ON (有効)
カード(Network-M2)のイベントを受信したければ、重大度:重要(Critical)、警告(Warning)、情報(Info)の選択、および、csvファイルの添付を選択します。
デバイス(UPS)のイベントを受信したければ、重大度:重要(Critical)、警告(Warning)、情報(Info)の選択、および、csvファイルの添付を選択します。
[イベントコードのリスト]をクリックすると、イベント一覧を確認することができます。
例えば、UPS(HID) alarm log codesをクリックすると
重大度:Critical、Warning、Infoに属するイベントを確認できます。
バッテリー運転(On battery)が、重大度:Warningであると同時に、コード番号001と分かります。
重大度:Critical、Warning、Infoの選択で運用される事がほとんどと存じ上げますが、特定のイベントが発生した時だけメール通知したい場合(重大度によるメール通知を設定しない場合)、イベントコードを指定します。
※バッテリー運転の時だけメール通知するなら、001と入力します。複数のイベントを指定する場合、半角カンマで区切ります。
【ご参考】コード001を指定して、オンバッテリー発生時に届く警報メール
ALARM LISTは1行になっていますが、Descriptionの後ろを改行すると解読しやすくなります。
Event ID, Date (UTC), Lifecycle ID, Severity, State, Code, Description
123, 2023-09-19T05:05:31.194Z, 66, Warning, Active, 00000001, Eaton 9SX 700 On battery
【ご参考】コード001を指定して、オンバッテリー解消時に届く警報メール
ALARM LISTは1行になっていますが、Descriptionの後ろを改行すると解読しやすくなります。
Event ID, Date (UTC), Lifecycle ID, Severity, State, Code, Description
136, 2023-09-19T05:05:50.760Z, 66, Warning, Closed, 00000001, Eaton 9SX 700 On normal mode
おわりに
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