Windows Server 2025をIPP1.75でシャットダウンしました。
シャットダウンテスト時のイベントリスト(イベントログ)
システム構成
- Windows Server 2025
- Eaton IPP 1.75
- Eaton 9SX700
- Eaton Network-M3 2.1.2
IPP 1.75ダウンロード
下記URLにアクセスして、IPP 1.75をダウンロードします。
https://www.eaton.com/us/en-us/forms/backup-power-ups-surge-it-distribution/eaton-intelligent-power-protector-software-download-form/eaton-intelligent-power-protector-download-thank-you.html
Windows Server 2025にIPP 1.75インストール
IPP1.75をダウンロードしたフォルダに移動します。
ダウンロードした「ipp_win_1_75_183.exe」をダブルクリックします。
インストーラが起動しますので、「次へ」をクリックします。
EULA画面に移行しますので、「同意する」をクリックします。
インストール先のフォルダを指定し、「インストール」をクリックします。
インストールが実行されますので、完了するまで待機します。
完了すると以下の画面が表示されますので、「完了」をクリックします。
以上で、IPP1.75のインストールは完了です。
IPP ログイン
ブラウザで、https://127.0.0.1:4680/ または http://127.0.0.1:4679/ にアクセスします。
ログインとパスワード共に、初期値はadminです。
初回ログイン時、パスワード変更が求められます。任意のパスワードに変更してください。
IPP UPS検出
IPPにログイン後、「アドレスのスキャン」をクリックします。
検出するUPS(Networkカード)のIPアドレスを入力し、「スキャン」をクリックします。
スキャンしたUPSが表示されることを確認します。
以上で、UPSの検出は完了です。
※USB接続の場合はすでにUPSが表示されていますので、この手順は不要となります。
IPP パワーソース設定
検出されたUPSを右クリックして「パワーソースとして設定」をクリックします。
下記の通りに入力して、「保存」をクリックします。
・パワーソース:選択したUPS
・負荷セグメント:マスター出力
・アクセスパラメーター:Network-M3にログインするユーザーとパスワード
[ビュー]-[パワーソース]をクリックすると、パワーソースに設定したUPSの状態を確認することができます。
IPP シャットダウン設定
「設定」-「シャットダウン」-「構成」を右クリックし、「シャットダウン構成の編集」をクリックします。
下記の通りに入力して、「保存」をクリックします。
・シャットダウンタイマー:任意 (指定した時間バッテリー運転したら、シャットダウンのタイプを実行)
・シャットダウンのタイプ:シャットダウン
※他の項目はデフォルトのまま
これでパワーソースのUPSが60秒間バッテリー運転したら、Windows Server 2025をシャットダウンする設定ができました。
IPP 基本設定
自動更新の設定(IPP最新版の有無チェック)は、インターネットを利用するので、基本的に無効にします。
「設定」-「システム」-「更新設定の編集」をクリックします。
間隔を「指定なし」に変更し、「保存」をクリックします。
シャットダウンテスト
UPSの入力ケーブルを抜いて、バッテリー運転にします。
指定した時間60秒が経過すると、Windows Server 2025はシャットダウンしました。
おわりに
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