Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【Network-M3】SMTPサーバにsmtp.gmail.comを指定したい

Network-M3にて、SMTPサーバをgmail(smtp.gmai.com)に指定する方法を解説します。
※この解説記事の作成は2024年12月末時点での方法を解説したものです。

はじめに

Network-M3にてIPアドレスなどの設定が完了しており、Googleアカウントの作成と2段階認証の構成が完了していることを前提とします。
また、Network-M3に設定するDNSサーバはsmtp.gmail.comの名前が解決可能なサーバを参照するように設定してください。

検証環境

Network-M3 FW:2.1.3

Gmailアプリパスワードの発行

下記URLにアクセスします。
アプリ パスワードでログインする – Google アカウント ヘルプ

「アプリ パスワードを作成、管理する」をクリックします。

Googleアカウントにログインします。

2段階認証を行います。この記事では、「その他の確認方法」をクリックします。

スマートフォンで2段階認証を行います。「スマートフォンまたはタブレットで…」をクリックします。
以降は画面の指示に従い、スマートフォンを使って2段階認証を行います。

2段階認証に成功すると、アプリパスワードを発行する画面に遷移します。

「アプリ名」を入力し、「作成」をクリックします。

16桁のアプリパスワードが発行されますので、控えておきます。

控えたら「完了」をクリックしてアプリパスワードの生成は完了です。

Network-M3のSMTP設定

Network-M3にログインし、「設定」ー「全般的」タブに移動します。
SMTP設定を下記の通り設定し、「保存」をクリックします。

以上で、Network-M3のSMTP設定は完了です。

Network-M3のメール送信テスト

「テストサーバ」をクリックします。

任意のメールアドレスを入力し、「テストメールの送信」をクリックします。

「テスト進行中」の表示から、「Mail successfully sent…」の表示に切り替わることを確認します。

テストメール送信先に指定した任意のメールアドレスで、テストメール(件名:SMTP configuration test)が受信できていることを確認します。

以上で、Network-M3でのsmtp.gmail.comを使ったメール送信設定は完了です。

メール通知の設定はこちらのブログ記事をご参考に設定してください。
【Network-M3】 メール通知 (SMTP設定) | 無停電電源装置(UPS) | イートン

おわりに

X(旧Twitter)とYouTubeでEaton UPSの情報を配信しております。よろしくお願い致します。

X : https://x.com/eaton_daitron

YouTube : https://www.youtube.com/user/EatonDaito

ページの先頭へ