Network-MSのファームウェアをバージョンアップする方法を解説します。
このバージョンアップ作業は、ネットワークカードが再起動されるため、通信が一時的に遮断されます。UPS本体は出力を停止することなく、稼働し続けます。
事前確認
WebブラウザでNewtwork-MSにアクセスして、プルダウンを「ご使用のUPSについて」に変更するとUPS本体とカードのハードウェア情報が分かります。
その中の「カードのリビジョン」の値が H* か J* か L* かを確認します。
H*ならH系、J*ならJ系、L*ならL系です。下の画像は JA なのでJ系のカードになります。
ダウンロード
下記URLからNETWORK-MSの最新のファームウェア(表は2022/10/01時点)をダウンロードします。
【注意事項】
- J系カードをファームウェアL*にアップする場合、1回、Jの最終版であるJLにアップします。そのあと、JLからL*へアップします。2段階アップ作業になりますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
- ファームウェアをLDもしくはLEにアップすると、デフォルトパスワードの利用が禁止されます。強制的にパスワード変更を要求されます。セキュリティ的に好ましくありませんが、デフォルトパスワードを利用したい場合、LCをダウンロードしてLCまでのアップにしてください。