Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

Windows 10 をNTPサーバにする手順

Windows 10 をNTPサーバにする方法です。特に難しい事はありません。

NTPサーバ化 設定手順

レジストリ エディターを起動します。
[ファイル名を指定して実行]で regedit と入力してOKをクリック。

windows10_ntpserver01

レジストリ エディターの
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpServer]の[Enabled]を開きます。

windows10_ntpserver02

値のデータを[1]にしてOKをクリック。

windows10_ntpserver03

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config] の [AnnounceFlags] を開きます。

windows10_ntpserver04

値のデータを[5]にしてOKをクリック。

windows10_ntpserver05

サービス再起動

管理者としてコマンドプロンプトを起動します。※管理者として起動しないと、この後のコマンドがエラーになります。

windows10_ntpserver06

net stop w32time と入力してエンター。※サービスが開始されていないと下記メッセージが出ますが気にせず進めます。

windows10_ntpserver07

net start w32time と入力してエンター。

windows10_ntpserver09

ファイアウォール 設定手順

Windows ファイアウォールを起動します。

[詳細設定]をクリックします。

windows10_ntpserver10

左ペインの[受信の規則]をクリックしてから、右ペインの[新しい規則]をクリックします。

windows10_ntpserver11

規則の種類は、[ポート]を選択して次へ。

windows10_ntpserver12

プロトコルおよびポートは、[UDP]を選択。特定のローカル ポートに[123]を入力して次へ。

windows10_ntpserver13

操作は、[接続を許可する]を選択して次へ。

windows10_ntpserver14

プロファイルは、全て選択して次へ。

windows10_ntpserver15

名前は、[NTP]と入力して完了をクリック。

windows10_ntpserver16

受信の規則にNTPが追加されたら、ファイアウォールの設定変更は終わりです。

windows10_ntpserver17

動作確認

NTPクライアントの機器で、このNTPサーバと時刻同期するように設定します。

以上、村田@ダイトロンがお届けしました。

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