Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【IPP】 Ubuntu Server 18.04 LTSにEaton IPP 1.53をインストール

Ubuntuのホームページを見たら、Ubuntu 18.04 LTSがリリースされていました。16.04以来の長期サポート版(LTS)のリリースということで、Eaton IPPでシャットダウンするのか検証しました。

検証結果

  • Ubuntu 18.04 LTSにEaton IPP 1.53はシャットダウン対応していました

検証環境

  • Ubuntu Server 18.04 LTS
  • Eaton IPP 1.53 Ubuntu版
  • Eaton 9PX1500RT + Eaton Network-MS

IPP 1.53 入手

Intelligent Power ProtectorはEaton社Webからダウンロードして下さい。

ダウンロードサイト
http://powerquality.eaton.com/Support/Software-Drivers/

手順が分からない場合は、こちらのテクニカルブログを参照願います。

Debian/Ubuntu版をダウンロードします

IPP 1.53 アップロード

WinSCPを使用して、Ubuntuの /home/eaton/ にファイルをアップロードします

IPP 1.53 インストール

/home/eaton/ に移動します

$ cd /home/eaton/

sudo付きで、ippをインストールします

$ sudo dpkg -i ipp-linux_1.53.150-1_amd64.deb

[sudo] パスワードを入力します

インストールが終わると、Eaton-IPPサービスが起動します

IPP 1.53 設定

Webブラウザで、IPPをインストールしたUbuntuの:4679にアクセスします

http://<@IP Adress>:4679/

OS再起動時に自動的にIPPサービスが起動しない場合

下記コマンドを実行する事で、OS起動時にIPPサービスを開始します

sudo systemctl enable Eaton-IPP

おわりに

Eaton IPPは、Ubuntu 16.04 LTS および Ubuntu 18.04 LTS に対応しています。UPSの電源ケーブルを抜いて、指定した時間後にOSがシャットダウンする事を確認しました。Ubuntuの電源保護には、Eaton UPSとEaton IPPを推奨します。

以上、村田@ダイトロンがお届けしました。

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