Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【IPM】 Virtual Appliance 1.61 導入手順

IPMはWindows Server版だけでなく、Virtual Appliance版もあります。仮想マシンにWindows Serverが存在しない場合、Virtual Appliance版の導入となります。

※Windows版のほうが安定して動作しています。可能な限り、Windows版IPMをご利用ください。

IPM-VAのダウンロードからデプロイ、IPアドレス設定までを解説します。

検証環境

VMware ESXi, 6.7.0, 8169922

  • vCenter Server Appliance 6.7.0, 9433931
  • IPM Virtual Appliance 1.61.215

IPM Virtual Appliance ダウンロード

http://powerquality.eaton.com/support/software-drivers/ からIPMのVirtula Appliance版(.ova)をダウンロードします。

(途中の手順を省略しています)

※ダウンロードの手順が分からない場合は、こちらのテクニカルブログを参照願います。

IPM Virtual Appliance デプロイ

ダウンロードしたOVAファイルをデプロイします。

ダウンロードしたOVAファイルを選択してNEXT

仮想マシン名とフォルダを選択してNEXT

コンピューティング リソースを選択してNEXT

詳細を確認してNEXT

使用許諾誓約書に同意してNEXT

ストレージを選択してNEXT

ネットワークを選択してNEXT

設定を全て確認してFINISH

デプロイが終わるまで待ちます

IPM Virtual Appliance 初期設定

デプロイが完了したらパワーオンします。

rootのパスワードは、 manager です。

END-USER LICENSE AGREEMENTに、Accept(同意)します

同意の確認に、Yes(はい)を選択します

カーソルを移動して、[Set timezone]でエンター

4 (=Asia)を入力してエンター

19 (=Japan)を入力してエンター

1 (=Yes)を入力してエンター

TOPに戻ります

Login: root , Password: manager でログインします

IPM Virtual Appliance OSバージョン確認

とりあえず、debianのバージョンを確認しましょう

cat /etc/debian_version

IPM Virtual Appliance IPアドレス設定

固定IPアドレスに変更します

vi /etc/network/interfaces.d/lan0

デフォルトはdhcpになっています

staticに変更して、IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイを設定します

IPM Virtual Appliance DNS設定

必要に応じて、名前解決を設定します

vi /etc/resolv.conf

nameserverを記述します

IPM Virtual Appliance ネットワーク再起動

ネットワーキングサービスを再起動して設定を反映させます

service networking restart

おわりに

Virtual Appliance版固有の設定は以上です。

他のマシンからブラウザで http://IPM-VAのIPアドレス:4679/ にアクセスしてIPMをご利用ください。

以上、村田@ダイトロンがお届けしました。

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