9PX (6-11k)の4機種について全て同じ事が言えますが、ここでは9PX6Kを例に解説しています。
9PX6Kと9PXEBM180RTを物理的に接続する時、[EBM接続ケーブル]と[EBM通信ケーブル]の2本をUPSとEBM間で接続します。
EBM接続ケーブルは非常に固くなっています。一般的な力で押し込むと、ある程度まで挿入されたところで固くなります。EBM通信ケーブルが接続されていると、EBM接続ケーブルの状態にかかわらずUPSフロントパネルに1EBMと表示されます。そのため、EBMは正常に接続されたと思ってしまいます。
しかしながら、EBM接続ケーブルは正しく接続されておらず、さらに力を加えて押し込むともっと奥まで挿入されます。正しい接続としましては「コネクタ左右の抜け防止ラッチがかかるまで挿入する事」となります。
背面の写真を掲載しましたので、正しく接続されている事をご確認ください。
誤ったコネクタ接続
9PX6K背面 NG例
9PXEBM180RT背面 NG例
正しいコネクタ接続
9PX6K背面 OK例
9PXEBM180RT背面 OK例
おわりに
9PX11K + 9PXEBM240RT、9PX6KSP + 9PXEBM240SP、9PX10KSP + 9PXEBM360SPのケーブル接続も同じ事が言えますので、「コネクタ左右の抜け防止ラッチがかかるまで挿入されている事」をご確認願います。