Network-M2でメール通知するようにSMTPを設定する手順を解説します。
SMTP設定
電子メールの送信設定をする前に、SMTPの設定を完了しておく必要があります。
[設定] > [メール]を選択します。
[SMTP]内の項目を全て埋めます。※SMTPの情報はネットワーク管理者にご確認ください。
[サーバー接続の保存とテスト]を押します。
テストメールの受信者を入力して[テストメールの送信]を押します。
ステータス:成功 を確認して[閉じる]を押します。
※エラーが発生する場合、デフォルトゲートウェイ、DNS、SMTP情報等を見直してください。
電子メールが届いている事をメールソフトで確認します。
メール送信設定 (深刻度単位でメール送信)
メールの送信先は5か所まで設定可能です。
[設定] > [メール]を選択します。
メール送信構成の[新規]を押します。
アクティブ:[はい]を選択します
構成名:任意 (例:クリティカルまたは警告)
メールアドレス:メール受信者のアドレス
イベントの通知(無効)を展開します。
アクティブ:[はい]を選択します
※深刻度が[クリティカル]または[警告]の時にメールが送信される設定例です
カードイベント :[クリティカル]と[警告]のサブスクライブ(購読)にチェックを入れます
デバイスイベント:[クリティカル]と[警告]にサブスクライブ(購読)にチェックを入れます
他は変更しないで[保存]します
メール送信構成が作成されました
メール送信テスト (深刻度単位でメール送信)
UPSの入力電源ケーブルを抜いて、バッテリー運転にします。
受信者宛てにメールが届いている事を確認します。
メール送信設定 (イベント単位でメール送信)
メールの送信先は5か所まで設定可能です。
[設定] > [メール]を選択します。
メール送信構成の[新規]を押します。
アクティブ:[はい]を選択します
構成名:任意 (例:バッテリー運転)
メールアドレス:メール受信者のアドレス
イベントの通知(無効)を展開します。
アクティブ:[はい]を選択します
※[バッテリー運転]した時にメールが送信される設定例です
[クリティカル][警告][情報]はチェックしません。
イベント通知に関する例外:コードで常にイベントを通知します 内にイベントコードを入力します。
バッテリー運転のイベントコードは、001です。
イベントコードのリスト
イベントコードを知りたい場合、右下の[イベントコードのリスト]を押します
Alarm log codesをクリックします
Alarm log codesの一覧が表示されます
UPS On batteryは、コード:001で、深刻度:Warning(警告)と確認できます
実際にアラームを出して(バッテリー運転して)イベントコードを確認する方法もあります。
[ホーム] > [アラーム]
※バッテリー運転して、すぐにノーマル運転に戻した時のアラームです
一覧の中から[バッテリモード]を選択すると、コード:001で、深刻度:Warning(警告)と確認できます
[バッテリ放電中]は、コード:603で、深刻度:Warning(警告)と確認できます
[入力AC周波数が範囲外]は、コード:104で、深刻度:Warning(警告)と確認できます
[入力ACがありません]は、コード:106で、深刻度:Warning(警告)と確認できます
複数のイベントコードを指定する場合、半角コンマで区切ります。スペースは不要です。
メール送信テスト (深刻度単位でメール送信)
UPSの入力電源ケーブルを抜いて、バッテリー運転にします。
On batteryメールが届いている事を確認します。
UPSの入力電源ケーブルを接続して、ノーマル運転にします。
No more on batteryメールが届いている事を確認します。
おわりに
深刻度:クリティカル + 任意のイベント(警告、情報)などの組み合わせも可能です。イベントコードのリストを閲覧して、ご希望に近くなるようにカスタマイズして下さい。