Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【Network-M2】 温度と湿度を監視する(EMPDT1H1C2) Firmware 1.x.x

Network-M2にEMPDT1H1C2を接続すると、温度と湿度を監視する事ができます。さらに、閾値を設定しておけば、電子メールによる通知を受け取る事ができます。1つのNetwork-M2に接続できるEMPDT1H1C2の数は3個までです。

※Network-M2にEMP001は接続できません。また、Network-MSにEMPDT1H1C2は接続できません。

接続例

Network-M2のAUXポートと、EMPDT1H1C2のFROM DEVICE側を接続します。
EMPDT1H1C2を2個以上接続する場合、TO SENSORSとFROM DEVICEを接続して数珠つなぎにします。

MODBUS ADDRESSは1個目を1、2個目を2、3個目を3に設定します。
終端のEMPDT1H1C2のみ、TERを[1]に設定します。

例:EMPDT1H1C2を1個接続する場合、1とTERを[1]、他は[0]に設定します。

EMPDT1H1C2 検出

[カード]>[機器の試運転]を選択します。

[検出]を押します。

センサー検出のメッセージが表示されます。

一覧にEMPDT1H1C2が追加されました。

EMPDT1H1C2 情報

[センサ]>[状態]を選択します。

温度、湿度、通信状態が確認できます。

[センサ]>[情報]を選択します。

シリアルナンバーが確認できます。

EMPDT1H1C2 アラーム設定

[センサ]>[アラーム設定]を選択します。

[有効]にチェックを入れて保存します。

アラーム閾値は任意の値に変更して下さい。

EMPDT1H1C2 メール通知テスト

メール通知テストを行う前に、こちらのテクニカルブログを参考にして、SMTP設定をして下さい。

測定値より大きい数値を低警告に設定して保存します。

[温度が低い]警告が発生します。

メールを確認すると、[温度が低い]警告メールが届いています。

閾値を元に戻すと、[温度がノーマルに戻った]メールが届きます。

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